土木の求人をお探しなら!おすすめサイト比較!

トップページ > 土木関連の求人情報サイト > 景気の浮揚と土木関連の仕事に関して

景気の浮揚と土木関連の仕事に関して

長らく低迷をしていた日本の景気ですが、緩やかに持ち直しているようです。
それ自体は喜ばしいことですが、まだまだ予断を許さないと言われているのが働き手の不足ではないでしょうか。
団塊の世代が大量に退職をしてしまったことで、業界全体で人手不足が起きています。
これからの日本は人口の減少が進むと推測されていますし、国を挙げた対策が求められているのではないでしょうか。
とりわけ深刻な状態になっているのが、建設業界だと言われています。
バブルの頃には土木関連の仕事がたくさんありましたが、財政か悪化してしまったことで土木工事の数が半減してしまいました。
土木業界で働く労働者の平均年齢は高くなっていて、担い手の育成が急務になっています。
技術や知識を伝承することが、日本の安全にも繋がるのではないでしょうか。


東京は三年後にオリンピック開催を控えていますが、現在は急ピッチで工事が進められています。
ホテルやスタジアムの建設はもちろんですが、鉄道や高速道路のインフラ整備に関しても急がねばなりません。
地方から東京に出張をしている技術者も多いですし、求人を出しても追い付かない現状になっているようです。
そして、地方においても人手不足が深刻化しています。
バブルの頃に建設されたマンションや公共施設が修繕の時期に差し掛かっていて、震災対策が求めれているからです。
工事を早急に行いたいと願っていても、担い手の不足が足かせになっているようです。
ここで必要なことは、ベテランと若手の融合ではないでしょうか。
退職者の再雇用を積極的に行うことで、人手不足は改善されるのではないでしょうか。


60歳を超えていても元気な技術者は大勢いますし、知識と経験を若い世代に伝えることが重要です。
女性の土木職希望者も増えていますし、小学校や中学校に出向いて公共工事の大切さをアピールすることも有効です。
以前に比べると賃金を含めた待遇は改善されていますし、モノ作りに興味を持つ若者は増えています。
日本の高度経済成長を支えて来たのは土木工事ですし、ハイレベルな技術は世界でもトップクラスだと評価されています。
まだ余裕があるうちに後身を育成することが大切ですし、それこそが日本の未来を明るく照らすのではないでしょうか。
新規のマンション建設も増えていますし、土木工事の件数が増えることが更なる景気の回復にも繋がるはずです。
年齢層のバランスが良くなれば、技術の伝承がスムーズになります。

次の記事へ

カテゴリー

PAGETOP